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2_ビックデータ(Frickr)から見えてきたこと①
Flickrは、写真共有を目的として非常に多くの人に利用されているコミュニティサイトです。
私たちはFlickrを活用することで、木更津のまちに住む人、訪れる人のふるまい、そして木更津の魅力に迫ろうと考えました。
Flickr分析-広域
2000年から2016年の期間で木更津駅から15km圏内の範囲で撮られた写真をFlickrから抽出し、Google Earthにプロットしました。
写真の分布からは、
・沿岸部と山間部に分布が集中している
・駅周辺の分布は少なく、駅から離れたところに比較的分布が多いということがわかりました。
ここから、
・木更津を利用する人は、かなり移動範囲が広い
・木更津は、海側と山側両方に魅力的な場所が存在しているということが言えます。
さらに、特に写真が集中してupされている場所に注目しました。
特に多かった写真は、
・山の風景
・海の風景
・マラソンやロードバイクなどのスポーツ
・料理
となっていました。
ここから、私たちは、木更津は、地元の料理が豊かであり、印象的な風景が多く存在することがわかりました。
Flickr分析-狭域
次に一人のFlickrユーザーに注目し、写真の撮った時間の順にたどることで、まちの動きを把握してみました。
上記の手順を11のユーザーを対象に行いました。まちでの目的性が強い場所やどのように移動しているのか経路を把握しました。
対象敷地周辺にも注目して特徴を把握してみました。
写真が多くupされている所を見ると、敷地周辺の特徴が見えてきました。
・目的性の強い場所は駅から離れた場所が多いため、自転車や車での移動が多い
・駅周辺に活動が起こるようなところは少ない
私たちはFlickrを活用することで、一日での現地調査では分からなかった情報を見ることができました。
敷地調査と照らし合わせながら、木更津のまちの住民の欲求を明らかにしていきたいと思います。
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