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2_ビックデータ(Frickr・Twitter)から見えてきたこと
敷地調査からわかるように、目に見える明らかな資源がない地域だからこそ
人の活動が大切になると考えます。
そこで、私たちはFrickr分析から街の動きを分析していくことにしました。
▼Flickrへの写真をgoogle earthへのプロット
2000年から2016年の期間で木更津駅から15km圏内に範囲で撮られた写真をFlickrから抽出し、google earthにプロットしました。
▼広域で見た時の街の印象
地元の料理が豊かであり、印象的な風景が多く存在することがわかりました。
▼狭域での個人の行動
対象敷地周辺にも注目して特徴を把握してみました。
周辺の環境を見て見ると、神社、カフェ、郷土料理などが印象的です。
▼敷地周辺からみられた写真
ビックデータ(Twitter)分析
個人の発信する声を分析し、この地域に住む能動的な欲求を読み取りたいと考えました。
どの人も、他人と交流したいと思っていることが読み取れます。
一例を挙げますと、主婦さんでしたら最近作った料理の紹介や子育てに関するつぶやきをしています。
また、女子高生でしたら休日の予定やテストのつぶやき、自営業の方でしたら政治経済のつぶやきが多く、いろいろな人と意見交換がしたいようです。
これは、駅前商業施設の相次ぐ撤退や個人商店の店仕舞いが、住民同士の交流の場を奪ってしまったと言えるのではないでしょうか。
現地調査の時にもお話をした主婦の方は、スーパーがないので近くのコンビニで食材を買うことがしばしばあるそうです。
そうした背景から、「是非、○○をしてみてください」など、自分の何かを提供、共有したい旨のつぶやきが多く見られました。
つまり木更津の人は、井戸端会議のような、ちょっとした時に話し合え、交流できる場所を欲していると私たちは推測します。
▼主婦の発言から抽出
▼女子高生の発言から抽出
▼商店の人の発言から抽出
Flickrによる分析とビックデータ解析より、食の資源により、気さくに交流できるような場所が求められると考察しました。
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