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13_動態シミュレーション

 phase2で作成した3案のうち2つに対して動態シミュレーションを行いました。

動態シミュレーションには、artisocマルチエージェント・シミュレーションプラットフォームを用いました。

artisocは、エージェント※1同士の相互作用からさまざまな社会現象をシミュレーションするための分析ツールです。建築分野のみならず、社会学などさまざまな分野で活用されているソフトです。

​※1 エージェント・・・agent、代理人、行為の主体。コンピュータ上でモデル化された行為者のことを指す。

    他エージェントおよび周囲の環境に影響を受けて、自立的に行動する。

▼artisocのシミュレーション画面―オープンスペースpt.1

▼artisocのシミュレーション画面―オープンスペースpt.2

​オープンスペースの開かれ方に着目

​ phase2で作成した3案のうち2つは、オープンスペースは同じ方向に開かれているものの、開かれ方に相違点がありました。今回の対象敷地のように、接する道路が狭い場合、この開き方の違いはどのような影響をもたらすのか分析を行いました。

結果からは、オープンスペースの作り方で人だまりの出来方の違いを見ることが出来ました。

​※水色はエージェント、赤色の濃淡はエージェントの軌跡を表しています。色が濃いほど多くの人が通っていることになります。

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