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3_海と陸
木更津の地理から
敷地に元々あったふるまいを探ります。
▲木更津航空図
港を中心に発展した街並みや、海に向かう道に鳥居があることから、
海に対しての強い意識がある街であることがわかりました。
また、駅を境に向こう側には田んぼがあり、緑が広がっていることから、
豊かな資源が、海と陸両方に存在していることがわかります。
陸風のイメージ絵
海風のイメージ絵
この場所を大きな視点で見ると、陸風と海風が敷地に吹きます。
また、海と陸の気温が同じになり、凪が起きますが、
この場所が半島にあるためか、陸風と海風が不定期に入れ替わり
凪も不定期に発生するという特徴が見られました。
一方で、冬でも晴天の多い温暖な気候の木更津では、南の島で見られる植物が多く植わっています。
さらに、温暖な気候でしか育たない多肉植物の販売店の新規出店など、
木更津特有の気候に着目している人が表れ始めていることも分かりました。
現地調査の写真
つまり、この場所は「海の気候と陸の気候が混ざり合う場所」なのです。
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